稲妻がきらめくとき 調節局面の投資



弱気相場が続いています。




S&P 500の終値は、直近の高値から1.8%安の2441です。




米国小型株の指標となる、ラッセル2000の終値は、直近の高値から1.86%安となっています。


弱気相場がいつまで続くのか、といいますと答えは誰にも分かりません。更に下振れするかも知れませんし、速やかに値を戻すかも知れません。しかし、現在のように企業決算が順調で、経済のファンダメンタルズが良好な場合の調節は、調節も短いことが多いです。調節局面の底値を、「稲妻がきらめくとき」と表現されることがありますが、底値で買うということはその一瞬を捕まえなければなりません。


最安値と最高値は、投資家のセンチメントで決められます。株式は失望によって本質的な価値より過剰に安くなり、期待によって過剰に高くなる性質を持つためです。レミングの群れにも似る、群集心理を正確に掴むのは困難です。


そのため、ファンダメンタルズから株価が乖離し低下した場合には、素直に株式の買いを入れるようにしています。その後、更に相場が下落した場合には、黙々と買い増しを行うこと、ここが辛いながらもバリュー投資家の楽しいところと考えています。


私も、今回の下げ相場で、余剰だった米国債を売却し、350万円分位の株式購入を行いましたので、後日報告させて頂きます。


心に残っているセリフがあります。


ジム・ロジャースが相場の天井で投資を行おうとする自分の母親へ言いました。「投資は値段が下がったときに買わないと勝てないんだよ」と。


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