投資資本の最大化を目指して (1) 車を売却




ケチケチするほど金は貯まる、とはウォーレン・バフェットの言ですが、投資元本を確保するためには節約して資金を捻出しなくてはなりません。


過去の実績から言いますと、S&P 500に投資しそのまま配当金の再投資を続けるだけで10.85%/年の利回りが得られます。例えば1000万円を40年投資すれば、6億600万円になる計算です。インフレ率は考慮する必要がありますが、それを割り引いても十分な利益だと思います。


さて、私は自家用車を持っていません。1年前に投資資金捻出のために売却しました。


車の維持費は①燃料代、②駐車場代、③保険料、④自動車税・重量税、⑤車検代、⑥車そのものの代金があります。


7年毎に200万円ほどの車を購入するとして、年あたりの車両購入費はおよそ30万円、その他に上記の各種車両維持費50万円が必要となり、年80万円ほどかかる計算になります。40年では3200万の支出です。


得られるはずだった機会損失額を複利効果で計算します。-80万円の40年積み立て計算、年10.85%の利回りでは、なんと-4億9500万円です。


自家用車の保有にそれ以上の価値が見いだせる場合は、保有した方が良いと思いますが、私にとっては高い買い物です。


私は北海道でも比較的都心に住んでおりますので、自宅回りにカーシェアリングが発達しており、出かけたいときにはカーシェア・公共交通機関の利用で事が足ります。また公共交通機関の利用では、合間に作業が出来る利点があります。


地方在住の方で、自家用車が生活上どうしても手放せない方、仕事において必要な方はやむを得ないと思いますが、都心在住の方は車を手放すのも資産形成の一手段だと思います。


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