ちなみに当ブログ開設に合わせ、前回の決算報告が7月末までの集計だったので、今回は中途半端に2ヶ月間での報告ですが、次回以降は3ヶ月毎、年4回でお伝えさせて頂きますね。
10月1日時点の総資産は270051ドル(30380738円)でした。2016年初頭からの投資元本の合計は218593ドルですので、+ 51458ドル(日本円で+ 5790054円)のリターンになります。
本四半期では、前四半期に続き、S&P 500指数をアウトパフォームしています。
※縦軸の単位はドル
上図は(1)投資元本、(2)私のポートフォリオの総資産推移、そして(3)仮にS&P 500指数(SPYで代用しています)に同じ金額を投資した場合(配当含む)の資産比較です。
私のポートフォリオでは、単純にキャッシュで保有している場合と比べ、記録開始時点から総じて+23.5%の利益が得られている結果です。
ポートフォリオ内のキャッシュと米国債を併せた比率を20%程度とし、給与所得や配当金で買い増しを続けるという、同じ条件で比較すると、この間のS&P 500のリターンは+15.6%です。
従って+7.9%、同指数をアウトパフォームしています。
私のドル建て資産のポートフォリオになります。本四半期での主な取引は下記です。
・HBI(ヘインズ・ブランズ)購入 350万円
・VTI購入 80万円
・SHV(米国短期債ETF)売却 350万円
毎年8-9月は、統計学的に有意に株価が下落し買い場を提供する、「サマーバーゲン」が出現すると本ブログでは繰り返しお伝えしてきました。
今年も、例年通りに夏は枯相場となりましたので、これにかかり値上がりした米国債を売却し、かつ留保していたキャッシュも併せて、430万円分ほど株式を購入しています。
残念ながら、十分な安全域を確保できる個別銘柄は今回程度の下げ相場では見当たりませんでしたので(10-20%くらいの下げ相場であれば魅力的になりうる候補はいくつかあるのですが残念です)、保有銘柄のHBIを買い増ししています。
また、個別銘柄には割高感があり、優れたパフォーマンスが期待できる複数銘柄への分散投資が十分に出来ませんでしたので、止むを得ずVTIも購入しています。
今四半期を振り返ってみての、感想をお伝えします。
北朝鮮リスクやハリケーンリスクなどさまざまなリスクが語られましたが、過ぎ去って見ればどれもが一過性でした。結局は米国経済自体の強固さにそれらは影響を与えるものではないためです。中国発のバブル破綻という不安要素が実現しなければ、FF金利が十分に上昇するまでこの傾向は繰り返されるだろうと思います。
しかし、経済の好調さを反映して米国株の割高感は更に強まっています。現在は負け組として市場では放置されている小売、アパレル、自動車、そして金融銘柄のいくつかは引き続き比較的な安値として残されておりますので、次四半期ではそれらへの投資を考えますが、高値相場で購入するチャンスが来るかどうかは見渡せません。
もし、十分な安値=安全域を確保できる銘柄がなければ、VTIやSPY、そして利上げ局面とバリュエーションなどの環境からは金融セクターに連動したETFなどが次の投資先になるのだろうと思います。
従って、このような好況下では、バリュー投資を旨とする当ブログの成績は、今後次第とS&P500指数に近似したものになる可能性も高いと推測致します。
最後に、当ブログでは決算報告は四半期ごとに行わせて頂く予定です。それは、例えば1ヶ月毎の報告では短期の市況や投機的な売買などによって株価が左右され、ノイズにより正確な企業の業績を株価が反映しないためです。長期になるほど、そういったノイズの影響は減じるため、四半期ごとを考えております。
私の決算報告にお付き合いいただき、ありがとう御座います。どうぞ今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。
スポンサーリンク
0 件のコメント :
コメントの投稿・確認
おすすめ記事とスポンサーリンク